あらすじ

埼玉県西部にある緒良田神社には、千年前の元怨霊、御霊おほらさまが祀られている。御霊はその神社の神職の家系のうち『七縛り』と呼ばれる「七年」に縛られた者の体に入り、七年ごとにその器を替える。その家系に新たに憑りついた怨霊は、御霊が最も弱る入れ替わりの七年祭に合わせ、御霊の器『神宮』と器になれる『七縛り』の命を狙うために『七縛り』の体に憑依し、殺人事件を起こす。  事件の生き残りとその関係者たちは、怨霊を退治するための奇策として、閉じた塔で百物語を行うことにした。  百物語によりあの世からこれまでの被害者加害者を呼び戻し、引いては怨霊を引きずり出す。  かつては一人の男だった。彼は何故怨霊になったのか。怨霊になるほどの思いを抱えて、生きている間に何をしたのか。  塔へと呼び出す呪術師、呼び出された霊たちを捌き参加者を守る若き神主、御霊おほらさまの器である神宮、被害に怯えつつも立ち向かう七縛りたちと、その身内の者たちが織り成す現代オカルトミステリー。

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カクヨム
カクヨム2025/12/14
  • 現在の作品百物語が終わるまで