あらすじ

高校二年生・田中晃(17)は、事故により命を落とし、異世界へ転生する。彼が目覚めた先で与えられた新たな名は、クロノア・トキサダ。年齢は八十歳——中身は高校生のままという、前代未聞の“老人転生”だった。 軽薄で無責任な神様の手違いにより、トキサダは世界の理から外れた規格外の力を得る。しかしその代償として、全力で戦えば必ず“ぎっくり腰”を発症するという致命的な欠陥を抱えている。最強でありながら、長く戦えない——その矛盾こそが、彼の宿命だった。 異世界での家族は、常識的な孫息子ラインハルト、過保護な娘で剣聖のアリシア、剣姫と称される孫娘ミルク、そしてトキサダを制御できる唯一の存在である妻ラナ。破天荒なトキサダの行動は、家族と世界を否応なく巻き込んでいく。 村から王都への旅路、各地で頻発する魔物の異変、そして迫り来るスタンピードと魔王軍の影。世界は静かに崩壊へ向かっていた。 「孫の未来は、わしが守る」 老人の身体に宿る最強の力と、確実に進行する腰の限界。トキサダは家族と世界のため、再び剣を取る決意を固める。これは、最強だが引退を余儀なくされていく老人が、次世代へ希望を託す異世界ファンタジーである。

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カクヨム
カクヨム2025/12/14
  • 現在の作品転生したらお爺さんだった 〜最強なのに腰が限界です〜