あらすじ
国内最大級の商会を率いる公爵家の一人娘、ローザチカ・ツェルネガルテ。夜の闇を溶かしたような黒髪と、赤薔薇のような美貌を持つ彼女には、秘密があった。
「全員、却下で」
それは、彼女の中身が前世で激務に追われたアラサー元OLであること。
そして、ここはかつてプレイした乙女ゲーム『花咲くロマンス』の世界であり、自分は破滅ルート確定の悪役令嬢であること!
断罪回避と、望む「悠々自適な令嬢ライフ」を送るため、ローザチカはまず王子の婚約者を回避し、大胆な条件を突きつける。
「30歳以上の殿方でなければ、婚約致しません!」
精神年齢が合わない10代の美少年たちを切り捨て、ついに父・ロザーク公爵が見つけてきたのは、彼女の条件にぴったりな「ハイスペックおじ様」たち。
気さくで有能な騎士団長(33歳)や、ぐうたらだが冷酷で有能な帝国の王弟(37歳)などなど――気が付けば理想の男性たちと出会い、ローザチカは、彼らの持つ権力、武力、知略を最大限に利用し、悪役令嬢の運命を捻じ曲げようと決意する。
だが、物語のヒロインとして登場した心優しい少女は、実はローザチカと同じ転生者であり、ローザチカを破滅させようと画策する悪女だった――!?
ハイスペックなイケおじたちを従え、財力と知恵で運命を切り拓く美しき悪役令嬢は自分のためのハッピーエンドを目指します!