あらすじ
男は、最強の殺し屋だった。
感情を排し、他人の醜く、自己中心的な欲望を叶える殺し屋。
しかし、彼は転生した。悪魔として。
悪魔。それは、その残虐さゆえに、世界から忌み嫌われる存在。
悪魔は、皆、固有スキルを持っている。
彼の固有スキルは[禍(カース)]。対象の負の感情を自身の力に変え、永続的に加算するスキルであった。
彼は生きるために強くなった。
しばらくして、彼は、悪魔召喚によって召喚された。
悪魔召喚は禁忌であった。悪魔への代償はたいてい、残虐なものが必要であったからだ。
悪魔召喚を行う者は、たいてい自己中心的な醜い欲をもっていた。
少女は言った。
「悪魔さん、私の魔力、あげみゃす。私とお友達になってくだしゃい」
それが彼と少女の出会い。
しかし、彼は知っていた。
どんな関係にしろ、それを維持するには、それを護り続けるだけの力が必要だということを。
彼は、固有スキルで強くなった。進化も遂げた。
そして、彼は、知ることになる。この世界の本質を。