あらすじ

ブラック企業で寿命を削りまくっていたある日、 気づいたら俺は、見知らぬ砦のベッドで目を覚ました。 この世界では、ひとりひとりに「寿命口座」がある──。 残高がゼロになったら、そこでゲームオーバー。 ……本来は、それで話が終わるはずだった。 なのに俺だけ、 •他人の寿命残高が見えて •自分の口座を経由して、他人の寿命を動かせる という、地味だけどわりと最悪なチートを持っていた。 攻撃スキルなし。勇者でも賢者でもない。 そんな俺に与えられた役目は―― 「余命マイナス」で生まれた王女様の《バフ係》だった。 前線で無双する聖騎士姫リシア。 けどその命は、放っておけば即アウト。 俺が寿命でバフをかけ続けない限り、生きていけない。 バフを盛れば盛るほど、どこかの誰かの寿命が削れる。 世界は「多数のために一人を切れ」と言い、 神殿は「正しい選別」を押しつけてくる。 ついでに闇市場は寿命を金に替えて笑っている。 一人を守れば、百人が死ぬかもしれない。 それでも――俺は、目の前の王女を見捨てられなかった。 「――二人とも死にたくないから、世界にケンカ売ります」 攻撃できない寿命バフ係と、余命マイナスの王女様が、 “最悪じゃない地獄”を選び続ける話です。 シリアス多め、ときどきギャグ、じわじわ恋愛。

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小説を読もう2025/12/14
  • 現在の作品余命マイナス王女のバフ係 ―寿命口座チートの俺が選ぶのは、最悪じゃない地獄―