あらすじ
宵沢母衣炉[よいざわ ほろろ]は、姉・灯莉[とうり]との不仲に悩む女子高生。数ヶ月前からまるで別人になってしまった姉が言い放った「私は神格化された存在」という不気味な言葉が心に残る。
或る夜、姉の部屋から漏れる金色の光に引き寄せられた母衣炉は、室内に突如として巨大な黒い棺が出現したのを目撃する。棺の中から出てきた金色の触手が姉の体を絡め取り、謎の声が姉を洗脳していく。「あっ あっ 」と、まるで動物の鳴き声のような嬌声をあげて精神を蝕まれていく姉は、抵抗を繰り返しながらも、次第に支配に屈服していき——。
日常は悪夢に変わり、母衣炉は未知の脅威に立ち向かう決意を秘める——物語は始まる。