あらすじ
因習村ホラー×官能のオムニバスホラー
『隠国(こもりく)十夜』の第二夜
大正時代。私立探偵・蘭堂は、奇妙な依頼を受ける。
旧家の当主が密室で怪死。下半身だけが消えた死体。
派遣された警官二名も行方不明。地元は「祟り」と恐れ、誰も近づかない。
「密室には必ずトリックがある」
論理を武器に屋敷へ乗り込んだ蘭堂を出迎えたのは、
美しい双子の女中――和と文。
同じ顔、同じ声、同じ動き。
しかし、二人の足元には影が一つしかなかった。
影を踏まれると、身体が動かなくなる。
夜ごと訪れる双子に、蘭堂は少しずつ「存在」を奪われていく。
逃げれば裂かれ、留まれば溶ける。
出口のない迷宮で、探偵は最後の謎に挑む。
※こちらの作品は過激な恋愛描写・残酷描写を含みます