あらすじ

幼い頃から、母は娘の服を選び続けてきた。 「こっちのほうが似合う」「あなたはこれが好きでしょ」 その言葉に、娘は疑問を持たなかった。 大学生になり、初めて“完全な私服”を求められる日が来る。 母の手を離れたはずのクローゼットの前で、娘は立ち尽くす。 ――自分の「好き」が、どこにも見当たらない。 選ぶ自由を与えられたはずの場所で、 娘は何ひとつ選べないまま、時間だけが過ぎていく。 これは、愛の名の下に行われた 「選ばせない教育」の、その後の話。

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カクヨム
カクヨム2025/12/14
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