あらすじ
「私」は団地に住む中学二年生。
特徴といえば無表情なことくらいで、学校では何の変哲もない暮らしを送っているが、家に帰ると、奇妙な生物が居間に住み着いている。
父親がいないこの家に、ある日、母が「それ」を連れてきたのだった。その後、
弟は幾度か「それ」に挑んでいるが、そのたびに「それ」が吐き出す糸で体をぐるぐる巻きにされて敗北していた。
極力「それ」に触れないようにして生活している「私」だったが、思いがけないことから、「それ」を殺してやろうと思い立った日、同級生の高品と家の前で会ってしまう。