あらすじ

高校二年生の草薙健斗は、かつてトウ・シューズ職人を夢見るバレエヲタク男子だった。春のある日、生徒会長とバレエ研究部部長を兼任する天宮和臣から、秋の学園祭の舞台で主役を踊れと要求される。  健斗には植物状態で眠り続ける姉、美琴がいた。美琴は日本バレエ界のジュニア部門で《三種の神器》と呼ばれたバレエダンサーである。小学五年生の時、健斗はリフトの練習中に美琴に大怪我をさせた。以後は贖罪のために踊ると決め、コンクールで受賞し留学したものの、美琴の自殺未遂をきっかけに踊れなくなっていた。  一方、踊りは下手でもバレエが好きな水野千鶴との交流は、美琴のことで塞ぎ込んでいた健斗にとって心の拠り所だった。その交流も、二人の仲を良く思わない周囲の争いによって三年前に絶たれていた。  和臣は要求を拒絶する健斗の態度を「呪い」と称し、呪いを解くためだとしつこくバレエ研究部へ誘いをかける。  初夏、体育祭でバレエ研究部員のクラスメイトが大怪我し、健斗は代役を懇願される。渋々と引き受け小さな発表会で千鶴とパ・ド・ドゥを踊るが、気持ちがすれ違い、喧嘩になってしまう。その後、健斗と美琴の確執を知った和臣や千鶴達が過去のトラウマに寄り添い、共に向き合ったことで、健斗は捨てたバレエへの情熱をもう一度拾い上げる。

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エブリスタ
エブリスタ2021/07/09
  • 現在の作品京都地蔵学校のエトワールたち〜君とまた、もう一度〜