あらすじ
魔法少女である日暮優良(ひぐらしゆら)は怠惰を極めており、常に上手くサボることばかりを考えていた。
平穏無事を愛し、退屈を求め、波風の立たない日常を生きることを何よりも望んでいて、今日も今日とて大いなる使命からそっぽを向く。
それが彼女にとって至高の幸福だから。
けれど困っている人は絶えず、トラブルは減らず、怪獣は幾度となく現れ、世の中は問題だらけ。
目立たず騒がず一般庶民として生きていこうにも、世界がそれを許してはくれなかった。
挙げ句の果てには、厄介な新参魔法少女にひょんなことから付き纏われてしまう始末。
偶然なってしまっただけの魔法少女が、どこまで呪いのごとく付き纏う人生。
それでも彼女は諦める気などなかった。
面倒ごとがどれだけ舞い込んで来ようが関係なく、いつ如何なる時と場合であろうとも、日がな一日惰眠を貪るだけである。
いつの日か素晴らしき穏やかな生活が手に入ると信じて。
日暮優良は静かに暮らしたい。