あらすじ

影層災害《エクリプス・ブレイク》によって、世界は静かに壊れた。 濁りに覆われた街。 声の届かない影層種《エクリプス》。 十歳の少年・織原紡は、家族を失い、ひとり廃墟を歩いていた。 胸に残るのは、危険を告げる“ざわつき”だけ。 五歳の少女・希波(ののは)は、 影や感情を“波”として感じ取る不思議な感覚を持っていた。 出会うはずのなかった二人は、 互いの感覚に導かれるように、壊れた世界で巡り会う。 戦うためでも、英雄になるためでもない。 ただ——生きるために。 そして、誰かを守るという選択を、手放さないために。 その小さな選択が、 やがて世界の行方に、静かな波紋を広げていくことを、 まだ誰も知らない。 これは、世界を救う物語ではない。 優しさを、もう一度信じられるようになる物語。 滅びの先で灯る、名もなき光。 ※現在、毎日22時前後に更新予定です。

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カクヨム
カクヨム2025/12/13
  • 現在の作品仮題 終末世界のアルビレオ ――終末世界を照らす、ひとつの光になるまで――