あらすじ

人の顔が、わからない。 交通事故の後遺症で顔を認識できなくなった高校生・海野渚。 都会を離れ、親戚の住む太平洋の離島で暮らしている。 人と目を合わせられず、それ故に深入りもできない日々。そんな彼の唯一の居場所が、はみ出し者ばかりの天文部だった。 しかしある日、天文部は廃部の危機に陥る。存続条件は、文化祭のステージ発表。星を見る部活が舞台に立てと言われても、経験も自信もない。それでも渚は、部を守るために脚本を書くことを決める。 部活の仲間たちとの騒がしくも不器用な日常。その中にいるのは、渚が幼い頃、夏の浜辺で出会い、恋をした少女・雨宮しずくだった。再会した彼女は、優しくて、強くて、それでもどこか不安を抱えている。想いは確かにあるのに、顔を見て話せない渚は、一歩を踏み出せずにいた。 迷いの末に訪れた島の神社で、渚は奇妙な女性と出会う。自称・恋の神様。押し入れに住み着き、酒を要求し、やたら距離が近いその存在は、渚の想いを叶えるために現れたのだと言う。 星空の島で始まる、廃部寸前の青春と、不器用な初恋の続き。 顔が見えなくても、想いはきっと、星のように届く。

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エブリスタ
エブリスタ2025/12/13
  • 現在の作品顔を見れない俺と二度目の初恋~星座と縁結びのハンカチ~