あらすじ
主人公レオンは初めて訪れた夜会で、幼い頃の悪役令嬢ラフィリアに出会い、地球で17年生きた記憶と、ある乙女ゲームの内容を思い出した。
そして、記憶の中で、心の拠り所である人に存在価値を否定される経験を繰り返したレオンは、あることに気付く。
ーー大切な人に認知さえされなければ、自分が不要になる事もないのではないかと。
そう結論づけたレオンは、乙女ゲームの中で唯一魅力的に映った直感から、ラフィリアの存在を己の生きる意味に定めた。
しかし、どこかいびつで愛が重いレオンは、ラフィリアにとって無益なシナリオを先回りして回避しようとはしなかった。悪役令嬢としてヒロインに断罪され、修道院に行くことも彼女の選択であり彼女を構成する一部であると、全てを肯定し、ラフィリアの人生の外で見守ることにしたのだ。そして、ヒロインのバッドエンドで発生する、ラフィリアの処刑だけは避けたいと言うたった一つのエゴにより、策を講じることにしたのだった。
ep6〜 今後の活動のため、レオンはまず資金集めに取り掛かった。現代の地球で得た知識をもとに、魔法技術との融合を研究する。その成果をまとめた立案書を王国の軍部に携わる父に預け、匿名で情報料を受け取ることに。
ほんの少しだけ満ち足りた生活を送っていたそんなある日のこと、自分の出生に秘密があり、家族の中で自分だけ血が繋がっていない事を知ってしまう。どこまでもついてくる望まない事実にジレンマを抱えながら、その世界を生きて行くことになった。
ep9〜 レオンはある日の成り行きの中、国一番のマフィアに取引を持ちかけることに。ラフィリアの処刑回避のため、壮大な悪巧みが着実に駒を進めて行く。
そして、図らずも少しずつ王族と関わりを持って行くのだった。
立志編 ep1〜
マフィア編 ep9〜
王城編 ep14〜
学園編 ep?〜
テンポよくいきたい。
思い付きで始めた話だけど、思いのほか楽しくて筆が乗った作品です。
現在26話まで書き溜め中。