あらすじ

宇宙の深層に走ったわずかな“傷”。 それは世界の秩序を根底から揺るがす《崩壊の起点》だった。 名もなき欠損は痛みによって形を持ち、 やがて《記憶喰らい》へと変貌し、 曼荼羅の層を静かに喰い破り始める。 この異常を最初に感じ取ったのは、 阿修羅、妙音菩薩、未来仏── そして、世界の縁を視る“観る者”であった。 光の落下点に導かれた空海は、 まだ気づいていない。 この崩壊の中心に立つのが、 他ならぬ自分であることを。 世界はほどける。 縁は断たれる。 宇宙そのものが沈む未来を前に、 空海は何を“観る”のか。 神話幻想とSFが交差する、宇宙規模の叙事詩がいま始まる。

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カクヨム
カクヨム2025/12/13
  • 現在の作品こころの座標 外伝Ⅱ:曼荼羅崩壊