あらすじ
川に落ちた子猫を助け、そのまま溺れて死んだはずの俺――真也。
目を覚ますと、そこは異世界の森だった。
しかも手に入れた能力は、
**「標識が見えるだけ」**という、どう考えても役に立たなさそうなスキル。
剣も魔法も使えず、頼れるのは現代日本で見慣れた“注意喚起”の標識だけ。
そんな俺が流れ着いたのは、病と貧困に苦しむ獣人の村だった。
神官でも治せない病、切り捨てられる命、根深い差別。
見過ごせるはずもなく、俺は「役に立たない」と思っていた標識スキルで、人を救う道を選ぶ。
これは、
標識スキルしか持たない男が、異世界で人を救うまでの物語。