あらすじ
追放された「無能」主人公、土下座する元パーティ、ざまぁでスカッとする読者――
その全部を、上位次元から数字と報告書で見ている役所がある。
ここはテンプレ異世界の物語を監視・調整する《ナラティブ庁》。
本編で勇者物語や悪役令嬢断罪を担当している監査官たちの陰で、今日もまた一人の監査官補・如月が「追放ざまぁ」テンプレと向き合っている。
公開追放シーンでの罵倒はどこまで許されるのか。
土下座謝罪は本当に必要なのか。
「スカッと」と「後味の悪さ」のバランスを、RSI(読者満足度)と登場人物福祉指数をにらみながら微調整するお仕事短編。
テンプレ異世界ナラティブ庁シリーズのスピンオフ報告書編としても、シリーズを知らない読者の入り口としても読める一本です。
興味を持っていただけましたら本編『モブ監査官は異世界テンプレを是正したい』も読んでいただけますと幸いです。
https://kakuyomu.jp/works/822139840968066218