あらすじ

冬の名残が色濃く残る北海道。 毎朝同じ電車に揺られる高校生の紬は、静かに音楽を聴く同級生・奏と出会う。 雪景色の中で交わされるささやかな会話や、放課後の音楽室に漂うピアノの音――そんな日常のひとつひとつが、二人の心に少しずつ温度を灯していく。 季節はやがて雪解けへ向かい、街も人も変わっていく。 離れてしまう時間と、変わらずにいたい気持ち。音が記憶をつなぎ、声が心を支える。 これは、北海道の冬から春へ移りゆく景色の中で、“音”をめぐって静かに寄り添う二人の、淡く温かな青春の物語。

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小説を読もう2025/12/13
  • 現在の作品雪解けの音が聴こえるまで