あらすじ
財閥令嬢・桐生すみれは、ただのバカンスとして世界一周クルーズに参加する。
上品なお嬢様口調のまま暴走する天然体質、踊りで鍛えた抜群の身体感覚、
そして民族衣装を“文化として着る”美意識の持ち主。
クルーズ船《アウローラ・グローバル》で出会ったのは、
船内講座を担当する歴史系講師・黒江真。
知性派で冷静な彼は、すみれの言動に振り回されながらも、
いつの間にかその魅力から目を離せなくなっていく。
台湾、ベトナム、そしてシンガポール――続いていく寄港地
寄港地ごとに出会う文化、衣装、料理。
アオザイ、チャイナ服、二十五時間の日。
旅は人を変えない。
ただ、隠れていた魅力があらわれるだけ。
世界を巡るクルーズ船で、
お嬢様と先生の距離が、ゆっくり、確実に縮まっていく
上品で軽やかな世界一周ラブコメディ。