あらすじ
忘れてたよ、新宿会議とかいう伏線さ。愚かな主人公が宣いながら、四ツ谷、赤羽、堀切、蒲田、秋葉原、赤坂と、各地に張り巡らされた東京因縁ラインを回収していく。「ダーク」という、ふつうなら敵認定、一本道にブッ倒すべき敵の事情を斟酌し、介入せざるをえない道を選んだノンポリ野郎は、おでんを食いながら無常をかこつ。
絶対の正義が存在しないなら、絶対悪という用語も便宜上の概念にすぎない。歴史的に必要とされた「敵認定」のロジック、そこに見いだすべきは蓄積された記憶の重みづけと俯瞰的視点であるべきだ。
もし神が、その相対的視点を拒絶し、中立者を悪魔と呼ぶならば、やむをえない。神殺しの結末へ向けて、ニュートラルはまた一歩、階段を昇る。