あらすじ

死んでも働くなんて、どこの社畜よ。 冥府省送魂部・名古屋支部の黄泉送りメイは、名古屋の街で迷える魂を“彼岸”へ送る。 ホスト霊、桶狭間の落武者、クリスマスの少女── 死霊《カスタマー》は今日も厄介で、メイの定時はいつだって遠い。 けれど最近、送魂したはずの魂が、生きているみたいに街を歩きはじめた。 送魂ログは更新できず、行き先は「非公開」。 箱に魂を吸い込む“何か”が暗がりで笑い、外資系の死神レオンは「同じ魂が二つ存在する」と言う。 そしてメイの肩には、ひよこぬいぐるみになった高位武将霊《ぴよ丸》まで居座った。 死は、正しく還らなければならない。 黄泉送りの仕事は、いつからこんなに“壊れやすい”ものになったのか──。 名古屋の夜で、死者が死ねない異常が静かに広がっていく。 ▼△▼ 各話読み切りのホラー連作短編集。 どの話から読んでも楽しめます。 物理的な恐怖より“物語”と“余韻”を重視した、 読みやすいホラーを目指しました。 名古屋で密かに動き始める“死の異変”とともに、 メイは今日も、死者たちの声に耳を傾ける。

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カクヨム
カクヨム2025/12/12
  • 現在の作品黄泉送りOLは今夜も定時で帰れない ──冥府省・名古屋支部・送魂記録──