あらすじ
「頼むから、俺を誰の記憶にも残さないでくれ」
学園RPGの世界に「背景生徒A」として転生したジミー・モブソン。
彼の願いは、勇者や悪役令嬢のトラブルに巻き込まれず、平和に購買のパンを食べることだけ。
そのために固有スキル【隠蔽(ステルス)】をLv.999まで極めた結果――
物理法則すら彼を「無視」し始めた。
・自動ドアが開かないのは当たり前。
・勇者の聖剣で斬られても「そこにいない」判定で無効化。
・最強の暗殺者の背後を取り、肩を叩いただけでショック死させる。
本人はただ「空気になる」ために努力しているだけなのに、周囲の認識はバグりまくり!
「ス、ステータスが表示されない……!? まさか、実体を持たない高位次元の神か!?」
「くっ、我が魔眼をもってしても捉えられぬとは……!」
勝手に戦慄する勇者。
勝手に絶望する魔王軍。
そして、限定プリンをこぼされてブチ切れるジミー。
「弁償しろ。300円だ」
これは、世界一影が薄い男が、コンビニのスプーン一本で世界の覇権を握ってしまう(かもしれない)、勘違いと最強の物語。