あらすじ
この学校には、とても奇妙な部活がひとつあった。
その名も――不可思議部。
部員はたった二人。
やけに達観した謎の美少女・カシギと特別でも何者でもない普通の男子生徒・喜多羅異 理。
不可思議という奇妙で神秘的で不気味な現状は
いつも人の“感情”のそばで起きている。
不可思議部の仕事は、
怪異と戦うことでも、世界を救うことでもない。
ただ、人と不可思議の“間”に立ち、
起きてしまった違和感を、静かに解きほぐすだけ。
これは、日常の裏側でひっそりと起きる、
少し不思議で、どこか優しい物語。
そして残酷な物語。
――あなたのすぐ隣にも、
まだ名前のついていない不可思議が潜んでいるかもしれない。