あらすじ
「あ、この人間強い。逃げよ」「命だけは助けて」……え、俺のこと?
Eランク冒険者のレン・アシュトンは、戦闘には役に立たない固有スキル【翻訳】を持っていた。 しかし、そのスキルは「半径50m以内の『本音』が聞こえる」というとんでもない代物だった!
目の前に現れた凶悪なオーガ。 見た目:「グガァァァァッ!!(殺意)」 心の声:『((( ヒィッ! 近寄らないで! ママぁぁぁ! )))』
世界を滅ぼす災厄の魔石。 見た目:「ブォォォォ……(暴走)」 心の声:『((( 撫でて。もっと優しく撫でてぇ……zzz )))』
レンはただ「魔物が怖がっているから帰した」「魔石を慰めた」だけ。 なのに、周囲の評価は勝手にうなぎ登り!
「オーガを『覇気』だけで気絶させた!?」 「古代兵器の暴走を握りつぶしたぞ!」 「あいつこそ真の英雄だ……!」
気づけばレンは『特務Sランク』に祭り上げられ、嫌味な貴族は恐怖で失禁し、さらには――
「私の病(という名の性癖)を治してください……ハァハァ」
清楚な顔して中身はド変態な王女様にまでロックオンされてしまい!?
最強の「心の声」翻訳スキルで、無自覚に成り上がる勘違いコメディ、開幕!