あらすじ
駆け落ちした公爵令息の娘リタは、十二歳のとき、継母に虐げられる幼い王太子レガートを救うため、仮初めの妻となる。
孤独な彼を身をていして守り、愛を注ぐリタに、やがてレガートも心を開いていく。
しかし成長した彼は、リタではなく、リタの従妹オスティナを愛するようになって――
時は経ち、十九歳になったレガートが国王に即位。
すっかりお飾りの妻となったリタは、三ヶ月後に彼と離縁することが決まる。
ついに役目が終わるのだと、粛々と離縁の準備をすすめるリタのもとにやってきた彼は、天使のような笑みを浮かべてこういった。
「やっぱり、私を捨てるつもりなんだね、リタ」
「私から逃げるなんて、絶対に許さないから」
離縁して自由になりたいお飾り妻×絶対離縁したくない執着ヤンデレ年下夫