あらすじ
人類が核戦争で滅びた西暦3456年。
目的を失い荒廃した世界を彷徨う戦闘ロボット・当機は、倒壊したバスの中でただ一人生き残った赤子を発見する。
育児データを追加すれば、自身の戦闘プログラムが圧迫され、再起動のたびに記憶が消える危険がある――それでも当機は赤子を救うため、エラー覚悟でインプットを実行する。
壊れゆく世界。迫りくる飢え、獣、そして武装した生存者たち。
再起動のたびに消える記憶。それでも当機の行動は一貫していた。
「赤子を、生かす」
これは、人類が滅んだ後に“遅れて芽生えた優しさ”の物語。
戦闘ロボットとひとりの赤子が紡ぐ、希望の旅路。