あらすじ
西暦30XX年。
幾度にも及ぶ世界大戦の末、世界は、爆発的な人口増加に加えて、上昇していく犯罪率に頭を抱えていた。
その後、ヘッドチップ《心理管理装置》の開発により、純然たる完全性を持った情報管理社会へと変わった世界は、犯罪はおろか、闘争に火種になる思想そのものをコンピュータで縛るようになった。
ある日、ヘッドチップ政策に賛同しない一部の勢力によって作り出された「ダミーチップ」を代わりに埋め込み、心理管理を遮断した者たちが凶悪な拉致テロを起こしていた。
そのテロに巻き込まれた少年・リンは、間一髪のところでTEA(思想取締局)を名乗る女性に助けられる。
そして、少年は決して触れてはいけない管理社会の闇へと足を踏み入れてしまうのだった。