あらすじ

『問い続けろ。いまそこに――生きているのなら』 2200年、初夏――東京はない。 あるのは、胎動するように明滅する、巨大な黄金の繭のみ。 一夜にして存亡の危機に瀕した小国・日本。 その山中に暮らす娘、カグヤ・イヴは、機械に意識を転移できる義弟・サクヤの力を借り、期せずして繭を撃破する。 だが日本にはまだもうひとつ、青い繭が眠っていた。 繭はかつて、南アメリカ大陸の半分を消し去ったこともあるという。 討滅できるのは、世界に5人いるとされる勇士、<アービター>。 そしてそのうちのひとりは、3年前に失踪した養父だった。 養父の行方。なくした記憶。 背中に残る、傷痕のわけ。 それらを求め、カグヤはサクヤとともに、旅に出る。 やがてその目が過去でなく、迫る真実に向いた時――。 終焉への引金は引かれ、ひとりの少女の、そして人類の、夢の終わりがはじまる。 ――信念とは。自分とは。 惑い悩む現代人にこそ贈る、不易のSFファンタジー。 *カクヨムさま同時 *20年前の自作のリメイクになります。 Tips集『レテの書庫』 https://ncode.syosetu.com/n1729ip/

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2023/07/30
  • 現在の作品マージナル 第一章「黄昏の少女」