あらすじ
七つの大陸を魔王が支配する世界。
翠嶺大陸の端にある小さな村――エンピツ村で育った少年 ハイト は、生まれつき魂格が最も低い《下位魂》だった。
戦う力はなく、守る力もなく、ただ逃げ延びることしかできなかった。
ある日、魔王軍四天王の襲撃によって村は壊滅。
師匠も仲間も失い、何もできなかった自分だけが生き残ってしまう。
だが――その深い絶望の中で、ハイトの“可能性”が目を覚ます。
「固有世界《罪》――発現」
固有世界は、理想を形にする希少な能力。
ハイトが目指した“力が欲しい自分”“誰かを守れる自分”。
その願いが、新たな力となって魂を震わせた。
罪を読み、罪を力に変える唯一無二の世界。
それは禁忌ではない。ただ、誰にも真似できない“ハイトだけの力”。
最弱の魂格《下位魂》から一気に三段階上昇する前代未聞の覚醒を遂げ、
少年はゆっくりと、しかし確実に―― “罪の王” へと歩み始める。
奪われた故郷を取り戻すために。
二度と、大切な人を失わないために。
最弱から頂点へ。
魂と力の成長譚が、いま幕を上げる――!