あらすじ

愛など望むべくもない。 私は、夜だけの妻。 砂漠の王女ライラは逃げ出した。国を守るために。 亡き父王が決めた年寄りの暴君ではなく、 次期国王としてよりふさわしいと噂されるシーク、 ラズ・アル・ザーキと結婚しなければ、私にも国にも未来はない。 彼は噂以上の人物だった。ルックスも人格も、王としての手腕も。 国のため、という理由のみで夫婦となったふたりは、 掟どおり夜の閨をともにし、ライラは初めて歓びを知った。 しだいに芽生えていった夫への愛はしかし、悲しみと裏腹だった。 どれだけ情熱的な夜を過ごそうとも、彼女の愛が届くことはない。 彼はライラの一族に殺された妻を、いまも強く愛しているのだから。 ■2013年下半期ベスト作品コンテストにおいて見事1位を獲得した作家、 サラ・モーガンの新作をお贈りします。国のためという大義名分のもと 結婚したふたり。ライラの切ない愛が報われる日は来るのでしょうか? 既刊『アラベスクの花嫁』の、あのカップルも登場しますよ。

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Booklive
Booklive2014/05/20
  • 現在の作品砂漠の姫君