あらすじ

――魔法。  その言葉を聞いた時、人はなにを思い浮かべるだろうか。  空を飛びながら、炎とか、雷とかを長い呪文を唱えながら使うところ?  世界征服を企む悪の魔導士と、漢字に難しいルビ振った技名を叫びながら、戦うところ?  無論、人によって思い浮かべることなど様々かもしれないが、おおよその人はきっと、魔法と聞いたら、ファンタジー小説とかで繰り広げられる物語について思い浮かべるだろう。  それは、当たり前だ。魔法とは架空のもので、架空のものであるからこそ人は憧れ、人生で一度くらいは使ってみたいと願うだろう。  だが、魔法なんてものは結局、創作でしかなかった。  『現代魔法』  人々に魔法という概念を植え付け、蔓延った不思議な力。  だが、魔物なんか存在しない、縄文とか、平安とか、江戸とか、昭和とかの普通の時代を歩んできたこの地球で、総理大臣が、経済政策とかを国会に討論するような日本で、そんなものは。  想像していたよりも全然ちっぽけで、使い道のない現代魔法は。    人々の理想を粉々に砕き、落胆だけを残した。  これは、そんなちっぽけで使い道のない魔法が蔓延った現代で、その魔法関連の事件を解決するために立ち上げられた、小さな事務所のお話。

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エブリスタ
エブリスタ2014/12/14
  • 現在の作品現代魔法理論@廻栖野相談所