あらすじ
聖人は工場でアルバイトをしながら配信もこなす若者だ。ゆくゆくは配信一本でご飯を食べられるようになるのが夢。
ある日、アルバイトから帰って来ると見知らぬ女が部屋にいた。怖くなった聖人は家を飛び出し近くの公園まで避難した。
息を整え、ようやく顔を上げたすぐ目の前に女の顔が現れる。絶叫と共に駆け出し交番へ飛び込むと、今まで起こった事を説明した。しかしマンションの監視カメラには何も映っておらず、対応はパトロール強化だけ。
また何かあればすぐに通報するようアドバイスを受け、渋々頷く聖人。その警官の背後を見るとあの女がニチャリと笑っていた。
幽霊だと悟った聖人は部屋までついてくる女を居間に座らせ問い詰める。
するとその女、月夜はポツポツと語り始める。如何にして聖人の部屋まで辿り着いたかを。
結果として月夜は聖人のネットストーカーである事が判明し、この部屋をキャンプ地とする事を一方的に宣言。そのまま住み着くようになってしまった。
そんな折、町内会の福引で月旅行のチケットが当たってしまう。この経験が配信にも生きると考えた聖人はシフトを調整し、二泊三日の月旅行へ旅立つのだった。
部屋で待つはずだった月夜を背中に乗せて。