あらすじ

幕末、京。 孤児として拾われ、薩摩藩の密命を受けて人を斬る“人斬り狐”・冬雪は、討幕の影で数え切れぬ命を奪ってきた。しかし維新を目前にした夜、彼女は「用済み」として仲間と藩に裏切られ、焼き殺される。 死の淵で冬雪に語りかけたのは、九尾の妖狐・玉藻前。 その呪いを受け入れた冬雪は、人の命を糧に生きる存在――蒼い妖火をまとう殺し屋『蒼の死神』として蘇る。 時代は現代。 死神となった冬雪は、ブローカーを介し、人知れず闇の依頼を遂行していた。 一方、警察側では、連続する異様な事件の捜査に刑事・藤田夏寧が関わっていく。 互いの正体も過去も知らぬまま、二人は偶然のように出会い、静かな関係を築いていく。 血と裏切り、裁きと復讐が連鎖する中で、冬雪は再び「生きる意味」と向き合うことになる。 やがて事件は決着を迎え、関係者たちはそれぞれの結末を迎える。

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カクヨム
カクヨム2025/12/17
  • 現在の作品蒼の死神