あらすじ
自我に目覚めた『若返りの秘薬』の数奇な運命!
彼の人生?薬生に様々な人々の思惑と冒険が!
俺は『若返りの秘薬』である。
意味が解らないと思うがまずは聞いてくれ。
俺が自我を得たのは今から200年ほど前、地方の伯爵家の居間にある豪華なマントルピースの上だった。マントルピースの上には高価な置時計や陶磁器の花瓶、その間で俺はウォルナットで作られた高級な置き台に固定されていた。
『薬』を暖炉の上に置くのは温度による劣化を考えればどうかと思うのだが、俺は『衝撃保護』や『品質保持』、『時間経過無効』が掛けられた『秘薬』であるので問題はない。