あらすじ
俺は裏社会じゃあ、ちょっとは知られた天才詐欺師だ。『大当たり(ジャックポット)のビル』ってあだ名から、本名のビルよりもジャックって呼ぶ奴の方が多い。相棒の殺し屋ロイと、たまたま手を組んだ高級娼婦のシルビア。俺たち三人はちょっとしたきっかけて、世界をひっくり返すような大事件に巻き込まれていく……。
そうそう。ここで断っておくが、SFってジャンルが正しいかどうかはわからない。
でもこれは実際に俺が体験した話だから、断じてファンタジーじゃない。世界の裏に潜む、驚天動地の真実ってやつに関わる話だ。疑問に思う人間もいると思うが、それはそれ。どうせ語るのは詐欺師なんだから、その辺は、だまされたと思って大目に見てくれ。
前置きはこれくらいにしておこう。
さあ、いよいよ物語の開演だ。