あらすじ
狭間昭輔は急死した従兄弟の土地を相続する。親族たちはここにマイホームを建てろと勧め、母の協力もあって新居の建設を決めた。だが、マイホーム建設には不穏な影が忍び寄っていた。新居の建設途中で建設会社社長が急死、そして造園業者によって作られた庭園には発注もしていない真新しい祠が出来ていたのだ。
やがて完成した新居に昭輔一家は転居する。地区には正体の分からない狭間塚と呼ばれる塚が点在していた。そして昭輔はこの土地は血縁と地縁が良くも悪しくも狭間家と強く結びついていると聞かされる。
狭間塚のひとつで昭輔の長男と母が襲われた。塚を調べる昭輔は10個の狭間塚を線で結ぶと巨大な五芒星になることに気が付く。それはいったい何を意味するのか、狭間塚とはいったい何なのか。
狭間家では何かの前触れか、仏壇の御本尊が横を向き、祠には鬼火が現れるようになる。昭輔は狭間家菩提寺の住職と総鎮守の宮司を呼んで仏壇と祠の怪について調べさせるが・・・。やがて大きな悪意が動き出し。。。娘美咲にも累が及ぶ。
これは過去から未来へ世代を繋いでいく人の世の不思議な物語です。