あらすじ
「エスト、この家を出て行ってくれ」
回復魔法の名家に双子の弟生まれた俺・エストは、生まれつきの猛毒体質と、双子の兄が勇者のパーティに加わったのをきっかけに追放された。
いや、追放なんて生ぬるい。
生還者が一人もいない滝壺に叩き落とされたんだ。
そこで出会ったのが、なぜか俺の毒が効かないウォーフメイドのセレン。
生まれて初めて気兼ねなく触れることが出来る相手に出会い、俺は決意した。
幸せな家族を作ろう。
こんな俺を受け入れてくれる本当の家族のためなら、なんだってやってやる。
滝からの脱出のため、魔法を習得することになった俺は、滝の最深部で一人の神様と出会った。
「体内で作られる猛毒、いわばそれは魔力の塊……エスト、お主の身体の毒は魔力に変換できる!」
どうやら俺の体質は無限の魔力リソースになるらしい。
その上で選択を迫られた。
無限の魔力で最強の魔法使いになるか、無詠唱を可能にする水魔法だけを極めるか。
――俺の答えは決まってる。
「俺は最強の魔法使いよりも、誰かを抱きしめられるようになりたいんだ」
そして始まる水魔法無双と家族探し。
やがて増えていく家族は元神様に魔王軍の四天王!?
これは孤独に過ごしてきた主人公が、真の家族のために頑張る絆の物語。