あらすじ
放課後の図書準備室。
成績優秀・品行方正・完璧無欠と名高い委員長――雪城は、突然結城の前で膝をついた。
「ゆっ……結城くん! わ、私に“告白の言葉”を書いてください!」
誰の手も借りず、常に涼しい顔をしてきた彼女が、よりによって陰キャ文系男子に土下座……?
戸惑う結城には、誰にも言えない秘密があった。
それは「匿名で告白台詞を代筆し、裏から恋を叶えてきた“告白脚本家”」という二重生活。
雪城の依頼は、好きになった相手へ自分で想いを伝えるための“告白シナリオ制作”。
ただし、彼女の語る“好きな人の特徴”はすべて結城本人そのものだった。
しかし当の本人は、鈍感ゆえに気づかない。
緊張で噛み、距離が近づくと固まり、恋愛だけポンコツな完璧委員長。
その恋を叶えるはずの“練習告白”は、なぜか本気の熱を帯びてしまう。
夕焼けの渡り廊下、静かな図書室、誰もいない中庭。
告白の“舞台探し”は、いつしか二人だけの特別な時間へと変わっていく。
けれど、その背後では幼なじみの少女が静かに二人を見つめていて──。
恋の台詞は、誰のために、誰が書くのか。
すれ違いと胸キュンが何度も交差する、
“相手役が自分だと気づかない告白共同制作ラブコメ”、ここに開幕!