あらすじ
聖教国の若き神父マッシュ・ルシウスは、神への純粋な信仰と深い慈愛で街の人々に愛されていた。特に孤児院の子供たちを我が子のように慈しみ、彼らを守ることが生きる意味だった。
しかし、教会上層部の政治的判断により孤児院は「異端の温床」として処分対象となる。マッシュは必死に抵抗するが、最も信頼していた師匠アルベルト大司教に裏切られる。さらに衝撃的な真実が明らかになる――教会の「奇跡」は実は悪魔との密約によるものだった。
炎に包まれた孤児院で神に祈り続けても天は沈黙し、愛した子供たちさえも教会の洗脳により彼を「悪魔だった」と証言させられた。
全てを失ったマッシュは悟る。「神は偽善者だ。対価を明確にし約束を守る悪魔の方が、よほど誠実ではないか」
悪魔と契約した元神父は「闇の福音教」の冷徹な教祖として覚醒する。五人の幹部――妖艶な第一大司教リリアナ、知略の第二大司教ヴィクター、武力の第一副司教カイン、魔術の第二副司教セレン、そして堕ちた闇の聖女エリラを従え、聖教国への壮大な復讐を開始する。