あらすじ

RPGの主人公に転生した。ポジションはモブで。 『プリテスタ・ファンタジー』―それは、男女どちらの主人公も選べるよくあるRPGだ。だが、その作品はラスボスの少女ミュライトが自分の居た孤児院もろとも孤児達を王国に殺されてしまい、王国へ復讐するため主人公達と対立する…というかなり鬱展開なストーリーだった。 おまけに、主人公のマフィ自体も孤児であり、似た境遇の二人が戦った結果、ミュライトを倒したマフィがその死を悲しんでエンディングを迎える…これでもかというほどに重いこの作品はいわゆる「鬱ゲー」と言われるジャンルのゲームだ。 そして、ブラック企業で無理がたたって命を落とした最宗 修(さいそう しゅう)は、気付けばその『プリテスタファンタジー』の物語開始数年前、孤児院がまだ残っていた時代に、ミュライトと一緒に孤児院に住んでいたものの、ストーリー開始前に王国に殺される死亡フラグを持った脇役の孤児シュウとして転生したのだが…なぜかその見た目は男主人公であり、その上『』という何も表記されていない正体不明のスキルを所持していた。 そんな中、シュウはミュライトの闇落ちを防ぐため、また家族となった孤児達を死なせないため、相手のステータスを見れるスキルや生前にやり込んでいた『プリテスタファンタジー』の知識を駆使して、死ぬはずだったミュライトの友達を助けたり、主人公の代わりにストーリーを進めたり、隠し武器や隠し要素を極めていたのだが…やがて、ミュライトを助けてハッピーエンドを迎えるどころか、周囲から恐れられる存在になっていってしまう。 さらに、本来男主人公を選んだ場合はゲーム内に登場しないはずの女主人公マフィまで現れ、ミュライトと鉢合わせて修羅場となり原作からどんどんかけ離れていくのだが― 「あれ?君たち…なんか原作と違くない?」 こうして、脇役モブとして転生してしまったシュウは原作との違いに翻弄されつつも、ハッピーエンドを迎えるため、今日も理不尽に立ち向かっていくのだった―。

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小説を読もう2025/11/28
  • 現在の作品主人公とラスボスを助けたら、なぜか修羅場になった~RPGのストーリー開始前に殺されるモブに転生した俺、死亡フラグを回避してラスボス助けたら女主人公が現れてなぜか修羅場になった。~