あらすじ
千年を生きる【魔王】ラズフェルドは、冷徹で孤高の支配者として恐れられてきた。
その傍らに立つのは、最強の四魔将にして戦場の英雄――【魔王将軍】ヴァリアン。
誰よりも忠誠を誓い、誰よりも魔王に近いはずの男。
だが、ラズフェルドには決して気づかれてはならない想いがあった。
戦場で血に染まりながらも、ひたすら魔王の背を追うヴァリアンへの、主にあるまじき“恋”という名の渇望。
そんな二人の均衡は、隣国の“光の勇者”の復活により崩れ始める。
「俺は陛下の剣だ。どう斬れと言われても、その命令に従います」
「――ならば。お前が傷つくくらいなら、世界など滅んでも構わぬ」
迫り来る滅亡の未来。
魔王の命と引き換えに世界を救おうとする勇者。
魔王を守るため己を犠牲にしようとする将軍。
世界を壊してでも互いを守りたい主従が、血と破滅に染まった戦場でついに選ぶ――
運命か、恋か。
主従の枠を超えて、魔王と将軍が歩む“最強のBLファンタジー”。
戦場から始まる禁断のロマンス、ここに開幕。