あらすじ
織部千都子は、星巡女学院に通う女学生である。
教養に優れ、知識も豊富で、それを鼻にかける様子もない。
更に家柄は学院の教師たちさえ凌ぐ立派な華族で、目の覚めるような美貌の持ち主でもある。
誰とでも隔てなく話し、どれほど下らない雑談にも笑顔で応じる彼女の元には、あらゆる噂が集まっていた。
この日も千都子の元に、一つの噂が舞い込んでくる。
――――金魚に好きな人の名前をつけると、その人と結ばれる。
それは確かに、他愛ないお呪いのはずだった。
一人の女学生が、変死体で見つかるまでは。
※この作品には、現代では使われない表現(差別用語等)が含まれますが、それらの使用を美化・推奨する意図はありません。
以上をご了承の上で、諸々フィクションとしてお楽しみください。