あらすじ

大学進学で上京し、木造アパートで一人暮らしをする俺・健太。冬の寒さと生活の寂しさは、安物の電気こたつだけが埋めてくれていた。 ある日、こたつの中に生温かいイカの塩辛と、香ばしく炙られたスルメを発見する。怪奇現象かと恐れるも、その出処は遠い実家の茶の間でこたつに入っている母さんだと判明。 俺の炬燵は、母さんの愛と生活感を運ぶワープトンネルになってしまったらしい。 要冷蔵の塩辛、趣味の悪いくまちゃん靴下、ときには「おまけ」と称した古い座布団まで。迷惑で、シュールで、ちょっと恥ずかしい母の愛情が、物理法則を超えて毎日届く。 これは、離れて暮らす親子の距離を、不思議なこたつがぐっと縮める、心温まる日常の物語。

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カクヨム
カクヨム2025/11/27
  • 現在の作品『母さんと繋がる炬燵~実家から温かい塩辛が届く毎日~』