あらすじ
『百聞は一見にしかず、ということわざがあります』
『漢書の趙充国伝だな。何度も聞くより、一度実際に自分の目で見た方がいいってことだろ?』
『しかし志賀々美君、実際一回見たところでその内容を覚えられるか?それより耳打ちで百回囁かれた方が覚えられるんじゃない?』
『まぁ、確かにな』
『だけどこのことわざ。続きがあります』
『え、あんの?馬場志野さん』
『はい。百聞は一見にしかず、というけれど、一見しただけではなく、将軍趙充国はその場所に一年程滞在して、いろいろな経験を積み、兵隊も屯田兵としてその場所に留まったんだって』
『へぇ、裏話だな』
『これは紀元前六十年前頃の話なんだけど、これらからを解釈すると、百聞は一見にしかず、というけれど、一見とは更にいろいろなことを経験、体験することを言うんだって。一見は一経であって、経験や体験のことを指しているらしいよ』
『見ることよりも直接的把握、つまりは相互作用の過程を意識化することを言いたかったんだな。…つかさ、ためになることを教えてくれた分にはいいが…なぜこれから続きを読まれそうにない、読みにくいオープニングをここでするの?』
趣味120%戦争!の続編。