あらすじ
「ねえ、覚えてる?」
唐突に彼女に尋ねられて、僕は特に考えることも無く、
「ああ、覚えてるよ」
と、平坦な返事をした。
無色透明でなんの感情も乗っていないような、それでいて耳触りの良い、くすぐられるような彼女の声が、僕は好きだ。
きっと歌をうたってくれたなら、聞き惚れてしまうだろう。そう思ってお願いしたこともあるけど、彼女は恥ずかしいのか、僕に歌を聞かせてくれたことは一度もない。
私的にはホラーを目指したのですが、怖くないですね。不思議な話止まりだと思います。
私には珍しく男性主人公。
表紙画像はhttps://www.photo-ac.com/からお借りしました。