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あらすじ
「私たちは,生きていさえすればいいのよ」(「ヴィヨンの妻」)――戦後の新時代への幻滅の中に書かれた諸篇が語るのは,深い虚無か,あるいは救済の可能性か.表題作他「冬の花火」「薄明」「トカトントン」「家庭の幸福」等,昭和二一(一九四六)―二三年,作家の最晩年に発表された一一篇を収録.(注・解説=安藤宏)
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