あらすじ
王国公認の《悪役令嬢》として、王太子と聖女候補の不始末をすべて肩代わりしてきた贖罪侯爵令嬢ヴェイル。今日も聖女任命式の広場で、王太子から公開婚約破棄を叩きつけられる。
民衆の前で罵倒され、長年の功績は一切知られないまま。「悪役」にされ続けた結果、呪いの負荷で寿命も三分の二に削られていて――。
だがその婚約破棄こそが、数百年ぶりに『王国贖罪システムの非常監査』を起動させるトリガーだった。空には罪状ログが数値付きで公開され、王太子と聖女のやらかしが丸裸に。制度は廃止、王太子は解雇、ヴェイルの呪いはすべて解除される。
自由の身になった元悪役令嬢は、無表情監査官から「一緒に世界をホワイト化しよう」と不器用に溺愛求婚され、今度こそ自分の意志で選ぶ仕事と恋と悠々自適。公認悪役の大逆転ざまぁ&監査官溺愛の一話完結ストーリーです。