あらすじ
『ユキコPSC事務所 —未来から来たアサシンと、古物商の俺—』
古物商エージェントとして静かな日々を送っていた三十代独身の男・義彦。
ある夜、**“天井から素っ裸の女が落ちてきた”**瞬間、彼の平穏は終わりを迎える。
女の名はユキコ。
未来から送り込まれたアサシン。
ただし——着の身着のまま、身分証以外は何ひとつ持たない「裸一貫」の状態で現代に漂着した。
冷徹な戦闘技術と、戦場育ちゆえの“社会常識の欠落”。
無表情でスリ犯を吹き飛ばし、目を輝かせてハンバーガーにかぶりつき、
通販サイトではスカートを見て本気で首をかしげる。
そんな彼女には、人類の未来を左右する任務があった。
しかし調査を進めるうち、ターゲットの「人格」が自分の知る未来とはあまりに違うことに気付き始める。
——私は、本当にこの世界で任務を果たすべきなのか?
迷い、揺れ、初めて“普通の人間”と同じ時間を過ごすユキコ。
そして義彦もまた、彼女の傷だらけの心に気づき始める。
これは、
未来を捨てて“今”を選んだ一人の女戦士と、
彼女を受け止めた一人の男の物語。
日常と非日常が交差する、
ハードボイルド×SFバディドラマ。