あらすじ
剣聖――その称号は、代々選ばれし者のみに与えられる伝説の剣士の証。だが、その真実を知る者はいない。初代から五代目まで、剣聖はすべて“同じ魂”だった。
幼き日に両親を魔物に殺され、力無き自分を悔いた少女は、剣を極めることだけを己に課した。
だが、五代目として育て上げた弟子に、裏切りの刃でその命を絶たれる。その弟子こそが、六代目剣聖に選ばれてしまった。
「まだ、終われない」
魂は次の憑依先を求め、選んだのは――若き花屋の娘。剣の心得も、戦場の経験もない、平凡な少女。今度こそ、弟子を諌め、かつて守れなかったものを守るために。剣では変えられなかった、この国の在り方を変えるために――。
今、剣聖の魂と若き少女の物語が始まる。
※異世界ファンタジー【女性主人公】部門への応募作です。
※18:03に更新