あらすじ
焼き鳥屋台を持つためにブラック企業で働いていた金城春樹は、労基ガン無視の労働により過労死してしまった。
「ああ……焼き鳥屋、やりたかったなぁ」
冷たくなっていく体、遠くなっていく意識。
そして、眠るように旅立ったーーはずだった。
「どこだ? ここ」
目が覚めると、見知らぬ街の路地裏にいた。
顔はかわり、スタイルもかわり、突然はじまった次の人生。
「にしても、痩せすぎじゃないか? 俺」
「お主が迷い込んだ異物じゃな?」
「うおっ!? 誰だお前」
「我が名はウェル。世界を調停する神竜なり」
「どーみても小学生にしか見えん」
「にゃにおう!?」
「ま、せっかくだ」
「おい! どこへ行くのじゃ!」
「どこって、旅だよ。旅。俺は焼き鳥屋をやるんだ」
「焼き鳥……なんじゃそれは」
「知りたければ着いてくれば」
「ちょ、ちょっと待つのじゃー!」
こうしてハルキとウェル、二人の旅が始まった。